美術商の事件簿「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」をやっと観た。

ジョニー・デップのキャラクターは多彩でどの作品も興味ひかれるものです。
先日もブラックスキャンダルを観たばかりですが
純粋なアウトローからチョコレート青年、海賊...
今回は闇社会にも詳しい美術商です。

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うさんくさいちょびヒゲをたくわえたうんちく好きな美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)は、イギリスの諜報(ちょうほう)機関MI5に依頼されたゴヤの名画の捜索に乗り出す。屈強な用心棒ジョック(ポール・ベタニー)と共に盗まれた名画の行方を追うが、その絵にはとんでもない財宝の秘密が隠されていることがわかり、マフィアや国際テロリストも絡む大争奪戦となる。

- シネマトゥデイ -

美術品が絡む事件簿的な作品。
ジョニー・デップ演じるチャーリー・モルデカイは美術商と同時に
闇取引にも手をつけている。
しかしMI5にいる大学時の友人に黙認する代わりに情報提供をしているという構図。
美術商取引というフィールドでコミカルに動き回る。

今まで演じてきたキャラクターでいうとパイレーツ・オブ・カリビアンジャック・スパロウに近い。
いや、それがかなり下品なキャラクターになった感じだ。
とにかく彼だけでなく作品全体に下ネタ満載なので家族で観ることはオススメしない。
ムードもないので恋人と観るのでも笑って観るといい。
もっといいのは何の気もなしに友人たちと観るのが一番いいだろう。

設定や大筋は結構考えられた作りをしている。
絵画がなぜ盗まれたのか、どんな経路で盗まれるのかは関心したところだ。
ラストもその絵画を巡る結末も二転三転している。
それよりも強いのが悪党とのアクションに茶番を盛りに盛ってること。
問題は頭に入ってこないばかりか、下ネタばかり印象づけられてる。
キャラクター設定という意味ではモルデカイの使用人が最高に面白いのだが
用心棒兼業でクールなナイスガイだが、やっぱり下ネタなのだ。