3人の相容れないトライアングル。ブラック・スキャンダルを観てきました。

本日紹介しますのは興味本位で観てきた映画です。
「ブラック・スキャンダル」と題したクライムムービー。
禿げたジョニー・デップ主演と聞いてあらすじを見ると興味が湧いてきました。

 

アメリカのサウスボストンで育ったジェームズ・バルジャーとその弟ビリー、二人の幼なじみジョン・コノリーは、やがてギャング、政治家、FBI捜査官とそれぞれの道に進んでいった。コノリー(ジョエル・エドガートン)はイタリア系マフィアの撲滅させるために彼らと抗争中のジェームズ(ジョニー・デップ)に敵の情報を流すよう持ちかける。FBIとの密約を利用し敵の組織を壊滅に追い込み、犯罪帝国を築くジェームズ。そしてビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)もまたジェームズの力を借り権力を握る。利害を一致させ手を組む彼らの関係は、アメリカ史上最悪の汚職事件に発展していく。

- movie walker -

あとこの三角関係ですね。
男女のキャッキャウフフな色のある関係じゃないですよ、真っ黒ですよ。
ギャング×政治家×FBI捜査官なんて組み合わせ、いかにも面白そうじゃないですか! 

以上の3人の関係によってアメリカ史上最悪の事件に発展します。

 

正直な感想、期待したものではなかったかな。
三角関係を期待していましたが、そこまでそんな展開ではなかったところです。

この作品、人間相関が分かりづらいのが難点なのもあります。
特徴を掴む前に死んじゃったりするし。
実話を元にしてるからあまり派手なシーンはなかったですね。

だけど、みんなジョニー・デップ目当てで観にきたのでしょう。
ジョニーのメイクを含む演技は不気味な雰囲気は圧巻ですね、ホントにどんなキャラクターでも出来てしまいますね。
僕もはじめ気付かなかったんですけど、弟役がカンバーバッチと気付くと嬉しかったですね、あのシャーロックシリーズの彼が出演していたとは。

 

それでも演出やキャストは良かったし、普通に出来のいい映画ですね。
実際のマフィア事情とか興味がある人やジェームス・バルチャーに関心のある人にはオススメですね。

原作の小説もあるみたいですね。