2016年年間鑑賞映画ベスト10

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カミキユキ(@KamikiYuki)です。
気付けば下半期もあっという間でした。
ブログを始めて丸一年は経ってないけど、映画レビューだけでも頑張れた。
正直他の記事も書いてごった煮状態の予定だったのにほぼ映画だった。

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上半期は27本の映画を観てきました。
大体週1で観てるペースです。
下半期同じくらい映画観るんかな...
観ないだろうな、レンタルとかで観てなかった分観るんだろうな。
ゲーム業界決算に向けて大型タイトルたくさん出て積むんだろうな...
と思っていました。
実際9月入ってからというもの、月に1本はゲーム消化させてましたし。
主にペルソナ5に時間をかけすぎた、110時間くらいやって別ゲーに移行したけど。現在もFF15をチマチマ進めてるし...
そんな感じで思ってたらですよ...

 

30本

 

上半期より多いじゃん。
そう思って振り返ってみると上半期上映開始で広島では遅れて公開されたものとかもあるので実質上半期の鑑賞映画のが多い計算になります。
まぁ下半期公開でまだ広島で観れてないので2,3本あるから含めると同じくらいかもしれない。

出来れば湯を沸かすほどの熱い愛マックス・スティールヒトラーのわすれものは観たかったなぁ...どれも1月以降かな

 

 

 

えっと、結果的にですね。

 

 

 

年間計57本

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まぁ、週に1本観てると思えば映画好きのおっさんの楽しみは週末の映画館。
程度に思えば普通の数字ですね。
サラリーマンなので仕方ないです。
リアルにそれだと寂しい週末を過ごしているとも言える。

あと実はレビュー書いてない作品が3本くらいあります。
帰ってきたヒトラーとかハイ・ライズ、ニュースの真相
正直公開日からずれていたのと、レビューしずらかったんだよ。

 

 

では10位から順に発表していきます。
ちなみに上半期にランクインしているものは同内容を加筆しています。

 

第10位 ヒメアノ〜ル 

ホント日常のすぐそばにある非日常って怖い怖い。
濱田岳が中心の日常を描いた世界と、森田剛非日常を描いた世界
二つが交差して日常が壊れていく作品。
マンガ原作をうまく映画に落とし込んでるし、日本の映画に可能性を感じる作品です。
森田剛の殺人鬼としての怪演は不気味で小気味いい。

第09位 マネーモンスター 

予想よりも面白かった作品。
終始ハラハラドキドキの財テク番組ジャック映画
金融関係が分かればより理解を得られる作品ですが
決して絶対必要ではなく人間ドラマをメインにおいた作品です。
随所に人間のリアルを描いている部分も見所のポイント。

第08位 オデッセイ

火星DASH村とか牧場物語とか宇宙海賊アイアンマンとか
色々言われている本作。
大気のない世界の極限状態、火星に一人の状況でいかに長く生き延びるか
常にポジティブなマット・デイモンのおかげで
ここが宇宙であることを忘れてしまいます。
80年代ディスコがここまでマッチするSF映画もない!

第07位 シン・ゴジラ 

またゴジラ熱に火をつけた本作
平成ゴジラのヒロイック要素は排除し、一つの災害として捉えたゴジラシミュレーション作品です。
実際に東京が災害に見舞われた時、ゴジラが攻めて来た時日本はどう対応するのか、日本人はどんな反応をし世界はどう動くのかをシミュレートしています。
現在は内容よりも印象深いセリフばかり浮かぶ始末ですが、それもまた魅力の一つかと思います。

第06位 ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー 

どこに挟もうか悩んだ。
スター・ウォーズ正史のEpisode.4の直前、デス・スターの設計図を盗み出す大筋のストーリーにローグ・ワンをはじめとした名もなき兵士たちと背景を見事に描いた作品です。ジェダイのいないスターウォーズで地上のリアルな戦争と宙域の艦隊戦は見物です。
また新たに登場するドロイド、K-2SOの生き様やドニー・イェン演じる盲目の棒術使い、チアムートのアクションも注目すべきポイント。
とにかくギャレス・エドワーズ監督のスター・ウォーズ愛を感じる1本。

K-2SOは公開後人気になったのかプラモデルがamazon在庫が尽きてましたよ。
ちなみに僕は買ったので良い感じに塗装する予定です。

第05位 デッドプール

X-MENシリーズスピンオフ作品。
R15+初のヒーロー映画。
ウルヴァリン同様の再生能力を得た傭兵が自身を改造した男に復讐する物語。
同シリーズのみならず、他の映画など様々なネタをぶっこんでくる勇気。
何度も観てそれを見つけたくなるリピート効果に脱帽です。 

レビューには書いてないですけど
スタン・リーのカメオ出演は最近笑ってばかりです、楽しそう!

 

第04位 シビルウォー  キャプテン・アメリカ

アベンジャーズ3といっても過言ではないキャプテン・アメリカ3作目
キャプテン・アメリカアイアンマン
それぞれの陣営に二分したヒーローたちの対立
新たに参戦したアントマン、スパイダーマン、ブラックパンサーの活躍も大きく、
今までのマーベル作品の中では一番盛り上がった作品です。
キャプテン・アメリカを中心に据えた友を守る為の戦いですが、
アイアンマンも同時にターニングポイントだったと思います。

そしてスタン・リー、あなたはどんどんあからさまになってくな。 

吹替版もあとになって視聴しましたが
アイアンマン(藤原啓治)とキャプテン・アメリカ(中村悠一)のかけあいはイイです。

第03位 スポットライト

実話を元にした作品の中でもトップに入ります。
大事な人の死や悲しみに誘発されて泣いてしまう作品は多く存在しますが、
この作品ではマーク・ラファロの演技に泣かされました。
こんなこと初めてかもしんない。
地方の新聞社が教会がひた隠しにしていた神父による児童性的虐待に迫る、といった実話を元にしたストーリー。

特定の宗教に拠り所を持っていない日本人には
理解するには難しい作品かもしれません。
しかし前提として鑑賞するとなかなかどうして。

逆にいうと世界では宗教というものがどれだけ救いになっているか
それを理解するには良い作品ではないでしょうか。

第02位 この世界の片隅に 

レビューには反戦映画と書いてるけど、もう反戦映画じゃないと断言する!
広島市江波から呉市に嫁いだすずが嫁ぎ先やご近所との付き合い、
第二次大戦で空襲に見舞われながらも強く生きる姿を描いた作品です。
フィクションながら描かれた内容はリアルです。
悲しいシーンはあるものの、良くも悪くも戦時中の日常を描いた作品。

日常という言葉に重みを感じますね。

第01位 シング・ストリート 未来へのうた

1980年代のニューウェーブとMVブーム。
兄貴の音楽に傾倒した主人公が一目惚れした女の子にMV出演を口実にバンドを結成するという音楽始めた人にはどこかしらシンパシーを感じる作品。

だってバンド始めるっていったら大抵はモテたいからでしょ!

バンド始まらなかったけどギターは買ったもの、
ストロークでなら簡単な曲なら弾けますよ?
父親が学生時代の世代くらいなのでぼくは全然ハマるところじゃありませんが
主人公の書く曲が作品とマッチ。
作成されていくMVや演奏シーンがカッコいいんです。
バックトゥザフューチャーにハマった人なら観て欲しい。

 

 

ちなみにこれを作成する際にとりあえず良かったな、
と思える作品列挙したら丁度10本だったので
下半期ベスト10ということであげてみます。

 

  1. シング・ストリート
  2. この世界の片隅に
  3. ローグ・ワン
  4. シンゴジラ

以下年間ベスト10外。

 

5.ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ハリーポッターと同じ世界観ながら一つのシリーズとして期待できる。
従来のファンも気になるファクターを散りばめられており、
初めての人も小難しいことを考えずに
魔法や魔法生物たちを楽しめる作品になってます。

今後のシリーズに期待。

6.怒り

八王子の凄惨な殺人事件から1年後、
3つの場所に現れる素性の知れない3人の男、彼らの中に殺人犯がいる。
犯人が誰かを重きにおいた作品ではなく人を信じることの難しさを痛感する作品です。
綾野剛と妻夫木聡のベッドシーンにも注目。

7.ジャングル・ブック

親子で観るならこれ
知名度的にあまり奮わなかったと思いますが、
子どもに実写映画を最初に見せるならこれ
種族の違い、同種の中にも違いがあることで個性を肯定してくれる作品。

8.君の名は。

今や興行収入やばいことになってます、新海誠作品。
良い作品だけど個人的にはそこまで良かった!とは言わないのでこのあたりに。
従来のファンからするとこのラストは切実な願いが叶ったと同時に
全体的には過去の作品のがいいな、とマイノリティな感想が漏れ出します。
ストーリー重視のぼくからしたら新海誠作品は珍しく、
映像表現を第一に置いています。
今後ともどんな作品であろうと期待していくつもりです。

9.KINGS GLAIVE FINAL FANTASY XV

FF15の前日譚というか対の物語というか。
主人公は王の直属で魔法を力を与えられた部隊、王の剣のニックス
同時にノクティス王子の父親レギス王の王として父親としての行動が描かれます。
FF15をプレイしている人はこれを観ると物語に深みを増すことは間違いないです。
映画から観た人はのちのちゲームで、この人物が言っていたことはこういうことだったのか、と理解を増すことでしょう。

10.ウォークラフト

世界で人気のMMORPGの元になっている作品を映画化。
カードゲーム、ハースストーンの元でもありますね。
MMORPGでは人間やオーク、それぞれの陣営でゲームを始められるので
勧善懲悪を良しとせず各々の立場で描けるよう脚本を書き直したとか。
売れれば3部作やりたいと監督も話しているので期待したい。

 

 

以上、下半期に関してもコメント残しておきました。
既にレンタルビデオや配信で観る事の出来る作品もありますので
これを参考にご覧になってみてくださいな。 

 

 

 

まとめ

1年通して映画のレビューをしてきました。
少し来年の話をすると、レビューに評価点をつけていきたいです。
今年は先入観や好みで選んだ作品も多いので
評価となる基準を設けていきます。

たぶん、評価関係なく好みで絶賛するタイトルもあれば
評価低いけど別に酷評することもないタイトルもあるでしょう。

とまぁこれ書いてる時点で書く時間が限られてるんですね。
次書けるか分からないので、言っておきます。

良いお年を。

来年は映画レビュー以外も書くぞ!...たぶん