ピーターパンになるまでの物語「PAN ネバーランド、夢のはじまり」をやっと観た

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カミキユキ(@KamikiYuki)です。
今回はピーターパンの前日潭
「PAN ネバーランド、夢のはじまり」をご紹介します。

 

 

 

 

 

ロンドンの児童養護施設で生活している少年ピーター(リーヴァイ・ミラー)は、ある日生き別れた母(アマンダ・セイフライド)が残した手紙を見つける。その後、冷酷な海賊・黒ひげ(ヒュー・ジャックマン)が立ちふさがる異世界ネバーランドにたどり着く。そしてピーターは、若いころのフック船長(ギャレット・ヘドランド)や女戦士タイガー・リリー(ルーニー・マーラ)と出会い……。

- シネマトゥデイ -

ピーターパンにいたる物語

本作はみんなが慣れ親しんだピーターパン
彼がどうやってピーターパンになったのかにせまる作品になっています。
ピーターパンとなる少年は普通にピーターという名をつけられ、
ロンドンの孤児院に預けられます。
12年後、ピーターと親友のニブスは孤児院内で朝にはいなくなっている子どもたちの謎に迫ります。実は彼らは黒ひげ率いる海賊に連れ去られていたのです。
ピーターも同じように連れて行かれますが、それは彼のルーツを探す旅となったのでした。

フックとスミーは仲間...だけど

本作の見所はピーターパンの敵役、フック船長とスミーが仲間であること。
ピーターと共に黒ひげの奴隷として鉱山の採掘をしていました。
仲間といえど、フック自分の家に帰りたいばかりにピーターを利用するし、
スミーはフックの親友という設定を持つ異色さ。
ここからの関係なら確かに仲違いしたところでディズニー版ほどの仲になりそう。
問題はフックタイガー・リリーに惚れている点。

ピーターよりもタイガー・リリーの活躍を観る映画でした

実写版だからこそかもしれません。
あまり残虐なシーンは表現出来ないのです。
ピーターが子ども(まぁずっと子どもですけど)だからか、アクションシーンはないに等しいのです。これは残念。
リーヴァイ・ミラー表情豊かに演技してるんですけど活躍するシーンはほぼ他の道具やCG頼りのもので残念でならない。

ルーニー・マーラが良いんですよ

その代わりと言ってはなんですが
タイガー・リリー黒ひげアクションは見物で、
ディスニー版のピーターパンフック船長のような船上のアクション狭いマストでの剣戟は楽しませてくれました。
何よりタイガー・リリー役ルーニー・マーラカワイイんですよ。

ネバーランドについてはあまり語られない

気になる事はネバーランドについてはあまり語られないことです。
ピーターパン大人にならないという設定ですが、
黒ひげや他の人たちは年老いているようです。子どもは子どものままとは思えない。
原住民の村人魚の入り江フックの嫌いなワニなど
おなじみのキャラクターが登場するのはもちろんですが、
ネバーランドそのものについては黒ひげにとっては
悪い夢という捉え方をしていること以外はあまり触れていないように思います。

気になるのはピーターとフックがその後どうなるのか。

物語の大筋と異なるのでここはネタバレになりますが
劇中ではピーターとフックは終始仲が良いです。
最後まで、のちになぜ互いに戦い合うことになったのか不明のままです。

そもそも監督の新たな解釈で作られた作品なので
のちのことは続編でも作らない限り分かる事はないのでしょうが。
ちなみに様々な映画やドラマでピーターパンは作られていて、彼の出自も作品毎に異なることもあれば謎のままの場合もあります。

 

 

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