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大金と引き換えに...「ハイネケン誘拐の代償」をやっと観た。

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カミキユキ(@KamikiYuki)です。
BOODY MONDAY無料の巻だけポチるはずが全巻ポチる事故。
Kindle本の返品は7日以内ならamazon側の裁量で返金料が決まるそうで。
1日も経ってないぼくは無事全額帰ってきました。

はー...マジよかった。

今回は(そんな)大金と引き換えに得たものと失ったものを物語る、
「ハイネケン誘拐の代償」のレビューです。

 

 

 

1983年、世界的に著名なビール会社「ハイネケン」のフレディ・ハイネケン会長(アンソニー・ホプキンス)が何者かに誘拐され、高額の身代金が要求される。巨大組織による犯行の線も考えられていたものの、犯人たちは犯罪に手を染めたこともない幼なじみ5人組だった。計画は順調に進んでいたはずだったが、次第に人質であるハイネケンの威圧的な言動に振り回され、誘拐犯たちの計画に狂いが生じ始める。
- シネマトゥデイ - 

本作は1983年に実際に起こった事件を元に作られています。

世界的有名なビール製造会社「ハイネケン」の経営者、オランダ屈指の大富豪のフレディ・ハイネケンが誘拐された事件が題材です。
この事件の誘拐された側、誘拐した側の両者の視点が描かれています。

誘拐犯グループ

コル・ヴァン・ハウトは自分の事業に行き詰まり、銀行からの融資も受けられない状況に陥ります。そこで友人たちと弟4人と共にハイネケンの誘拐を実行に移します。
彼らは5人だけで集まって飲み明かす仲でした。

彼らは誘拐に関しては全くの素人。
しかし、コルはハイネケンを誘拐するにあたり大規模な組織が絡んでいると思わせる行動を世間に見せていきます。マスコミの発表もそんな状況を語るようになり、意図したものとなっていきます。

ハイネケンら誘拐される二人

フレディ・ハイネケンは専属の運転手と共にコルたちに誘拐されます。
それぞれ防音の部屋に隔離され、部屋に拘束されますが、世界で有名なビール製造会社の経営者であるハイネケンは動じることなく誘拐され、監禁された身で様々な要求をします。
更にはコルたちに揺さぶりをかけていくのです。

誘拐事件の結末は

世間は組織的犯行という見方で時が流れます。
しかし、警察が動く気配もなかなか見せない。
ハイネケンは身代金の代わりに解放する代わりに金を渡すことを進言したりとコルたちに現在の状況が早く終わる条件を促します。
こうして仲間内で「監禁している」という状況から早く脱したいと思う者が現れ、混乱していき...。

当時史上最大額の身代金3500万ギルダー(2015年現在の日本円で23億円)の誘拐事件で彼らは身代金を得てハイネケンは無傷で保護されます。
彼らは逃亡の末逮捕されますが身代金の多くは見つかっていません。
コルたちは何を得て、何を代償としたのか。

ノンフィクションならではの盛り上がりに欠ける感

原作は犯罪ジャーナリストのピーター・R・デ・ヴリーズ。
ジャーナリストなので忠実な内容になっていると思われます。
ノンフィクションを映画化するとなるとやっぱりエンタメ要素の有無に悩むところですよね、作り手としては。
終盤で盛り上がるとか特別なかったので事実をねじ曲げるようなシナリオではなかったのでしょう。
この作品で観るべきポイントはコルたちの心の動きです。
彼らの最初の仲から誘拐、監禁前半・後半、逃亡と観ていくと思い思いに動いていくズレから彼らの仲が変わっていきます。反面、ハイネケンのブレない様は長く生きてるからなのか、経営者としての力なのか。
ノンフィクション映画にありがちな抑揚が常にゆるやかな感じですが、登場人物たちの心の変化を注視していくところに楽しみ方があります。

しかし、この手の映画は予告編詐欺だよなー
ブラック・スキャンダルといい、マネー・ショートといい...

 

最後に注目すべきはハイネケンの揺さぶりの一言。
人生には2種類あるそうです。

「大金を得るか、大勢の友人を得るか」

 

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